概要Summary
本研究センターでは、デジタル社会を支える通信,特にその高信頼化の研究を実践するイノベーションハブの実現を目指し,
デバイス・システム等のハードウェアに立脚したシステム完全性の先導研究を推進し,産業界・地域社会への貢献,研究成果の社会実装及び国際的なルール形成技術に関する研究を目的としています。
通信分野では国際市場を獲得するためには標準化と研究開発を一体に考えるオープン・クローズ戦略が必須となっています。
本センタでは規格策定及び規格適合試験を行うテストハウス機能、製品の高信頼化に関わる研究開発機能を併せ持つ研究拠点として活動を始めました。
研究テーマTheme
本研究センターでは自動運転およびコネクテッドに必要な通信の高信頼化技術の研究を行い、産学官連携による「規格提案」に繋げるとともに、規格適合を検証する「試験&コンサル」環境を整備します。
特にハードウェアに関し、物理層レベルのEMC、データリンク層以上のQoS、ネットワーク層以下のセキュリティまでを「ハードウェアの信頼性3本柱」と定義し、耐性の高い有線通信(光ファイバ・銅線)と無線通信システムの提案、ならびに車載環境でこれらを統合的に評価する「システム完全性(System Integrity)」の指標、および試験方法の構築を目指します。

テストハウスTest house
新着情報News
*当センター内に電波暗室とシールドルームが完成しました。
電波暗室 有効寸法: W5.79×L5.84×H2.29m、対応試験規格: CISPR25,ISO11452-2他
シールドルーム 有効寸法: W4.0×L6.0×H2.5m、対応試験: ESD他
電波暗室 有効寸法: W5.79×L5.84×H2.29m、対応試験規格: CISPR25,ISO11452-2他
シールドルーム 有効寸法: W4.0×L6.0×H2.5m、対応試験: ESD他
テストハウスの情報を記載しました。
センターのホームページを開設しました。
通信の高信頼化の研究を実践するイノベーションハブの実現を目指し未来通信研究センターを開設しました。
【2022年3月に開催されたオンラインPlenary会議より】
*TSN TG内の IEEE P802.1 DGで、ドラフト1.4のコメント解決が進められました。
*IEEE P802.3cy(車載10G超電気イーサネット規格)でドラフト0.5のコメント対処が完了しました。結果を反映したドラフト1.0が作成されます。
*IEEE P802.3cz(車載マルチギガ(2.5~50Gb/s)光イーサネット規格)について、プロジェクトを「波長980 nm, 石英GI-MMF」と「波長850 nm, GI-POF」とに分割する提案がcz Task Force及び802.3 WGで承認されました。今後上位委員会での承認を経て、後者はP802.3dhとして分離独立する予定です。
*TSN TG内の IEEE P802.1 DGで、ドラフト1.4のコメント解決が進められました。
*IEEE P802.3cy(車載10G超電気イーサネット規格)でドラフト0.5のコメント対処が完了しました。結果を反映したドラフト1.0が作成されます。
*IEEE P802.3cz(車載マルチギガ(2.5~50Gb/s)光イーサネット規格)について、プロジェクトを「波長980 nm, 石英GI-MMF」と「波長850 nm, GI-POF」とに分割する提案がcz Task Force及び802.3 WGで承認されました。今後上位委員会での承認を経て、後者はP802.3dhとして分離独立する予定です。
ここでは、本センターが関わる標準化動向をお知らせします。
*名工大EMCチームが、4月15日開催される電子情報通信学会EMCJ研究会で研究成果を発表します。
*Automotive Ethernet Congressが、6月1日と2日にミュンヘンで開催されます。参加費の早期割引期限は4月7日です。
*Automotive Ethernet Congressが、6月1日と2日にミュンヘンで開催されます。参加費の早期割引期限は4月7日です。
ここでは、その他のトピックをお知らせします。
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